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2014年7月5日土曜日

JavaエンジニアがSwiftをさわってみた。 その1

お久しぶりです。しんです。

初投稿から3ヶ月ぶりという、投稿ペースが遅い私ですが、新しいネタを。
(ビッグデータ周りのネタは少々お待ちを。。。)


【Appleが発表した新しい言語】
先月から、私の周りではSwiftに関する話題が持ちきりでした。
新しい言語と聞くとウキウキする私としては、触ってみようかなと。

どうしても慣れている言語で頭の中で置き換えてしまうので、
Appleが公開した開発者向けリファレンスをもとに、
Javaだったらこうかな?という対比する形で記載します。

きっと、Javaに慣れている人なら、どんなことができるかイメージしやすいはず!

では、しばしのお付き合いを。


【準備】
Java側Java 1.7.0_55、Eclipse4.3
Swift側Xcode6 Beta

※Swiftを使用するためには、MacとXcode 6 Betaが必要です。
  また、Xcode 6 Betaを入手するためにはiOS Devloper Programに参加する必要があります。


【Javaとの対比】

<宣言と代入>
 Swiftで変数を宣言する場合は「var」を使用し、定数を宣言する場合は、「let」を使用します。
 また、型を指定したい場合は「:データ型」を指定します。
 Javaは、文末にセミコロンが必要となりますが、Swiftは、文末にセミコロンが不要です。

 型の指定がないので、Javascriptとかをイメージ(安直)してしまいます。
 
Java Swift
文末 String name = "shin"; var name = "shin"

但し、1行に2ステップ記載する場合はセミコロンが必要となります。

var name = "shin";var place = "tokyo"
変数の宣言と代入 データ型 変数名 = ; var 変数名 =

もしくは

var 変数名: データ型 =
定数の宣言と代入 final データ型 変数名 = ; let 変数名 =

もしくは

let 変数名: データ型 =


<配列>
配列の定義はJavaとSwiftで大きな違いはありませんが、Swiftには連想配列があります。
JavaでいうところのコレクションクラスのMapクラスですね。

Java Swift
配列 データ型 配列名 = new データ型[サイズ];

もしくは

データ型 配列名 = new データ型[]{要素1,要素2, …};

※プリミティブ型の場合は、new演算子はつきません。
var 配列名 = [要素1,要素2, …]

もしくは

let 配列名 = [要素1,要素2, …]
連想配列 HashMap<キーの型, 値の型> 連想配列名 = new HashMap<キーの型, 値の型>(); var 連想配列名 = [キー1:要素1,キー2:要素2, …]

もしくは

let 連想配列名 = [キー1:要素1,キー2:要素2, …]


Swiftで、空の配列を作成する場合は、「 var 配列名 = データ型[]() 」となります。
空の連想配列を作成する場合は、「 var 連想配列名 = Dictionary<キーの型, 値の型>() 」となります。



今回は一旦、ここまでとします。
あとで 分岐、繰り返しの構文を追記するかもしれません。


次回は、クラスやファンクションの定義周りをさわってみたいと思います。

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